研究概要 |
この年度は、個別国の資産価格データおよび部門別バランス・シートのデータ収集と個別国の関連研究資料収集と実情聴取を行った。高阪・塩谷は、11月に中国に現地調査を行い、意見交換とデータ収集を図った。高阪は2月に英国に現地調査を行い、関連研究機関の研究者と意見交換・資料収集を行い、また、今後の共同研究のための打ち合わせを行った。これらと同時並行的に、各地域の家計、企業および金融資本市場のバランス・シート構造の変化につき、国内関連機関における意見交換、および専門家からのヒヤリングを行った。 研究成果の一部は、下記の講演会、 「グローバル・インバランスと中国経済」、中国経済団体連合会理事懇話会、リーガロイヤルホテル広島、広島、2006年8月1日、「グローバル・インバランス下の東アジア産業化」、米国総領事館・大阪大学大学院国際公共政策研究科、アジア・太平洋経済セミナー『今後のアジア経済の展望を読む』、国際会議場、大阪で紹介したほか、下記の国際学会でも報告した。 Kohsaka, Akira and Masahiro Enya, "The Balance Sheet Effects and Macroeconomic Development in the Pacific Region," Paper presented at the 10the Convention of the East Asian Economic Association, Beijing, November 18, 2006.
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