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2008 年度 実績報告書

シンボル理論を手がかりとする学習理論の研究ー幼年期カリキュラムの認識論的基礎

研究課題

研究課題/領域番号 18653088
研究機関中央大学

研究代表者

鳥光 美緒子  中央大学, 文学部, 教授 (10155608)

キーワードシンボル理論 / 芸術教育 / ネルソン・グッドマン / プロジェクト・ゼロ / プロジェクト・スペクトラム / ジャン・ピアジェ / レフ・ヴィゴツキー
研究概要

今年度の活動は以下の通りである。
1)4月1日広島大学で連携研究者と会議を行い、今年度の研究計画について、11月1日に研究会を行うこと、研究成果報告書を作ることを決定した。
2)11月1日、中央大学駿台記念館にて、連研究者を中心に研究会を開催した内容はの通りである。
第1セッション「Piaet理論に基づく『理解』概念の整理と実証研究の試み」報告者:杉村伸一郎、指定討論者:
古屋恵太(東京学芸大学)
第2セッション「グッドマン指導下のプロジェクト・ゼロの活動をめぐって」報告者:鳥光美緒子、指定討論者:中坪史典
3)研究成果報告書の作成3年間の科研に関連する研究成果のまとめとして、研究成果報告書を作した。2部構成で、第I部には研究論文を、第II部では昨年度訪問視察した学校の訪問記録を掲載した。第1部に掲載した論文タイトルは以下の通りである。
鳥光美緒子「レッジョ・エミリアの子どもたちはどのようにして測定の言語を学んだのか-象徴的言語を通しての学習をめぐる一考察-」鳥光美緒子「草創期プロジェクト・ゼロの活動(1967-1971)とグッドマンの芸術教育論」伸一郎「ピアジェ理論に基づく『理解』の概念の整理と実証的研究の試み」、杉村伸一郎「『臨床法』再考-発達を研究するために-」、中坪史典「幼年教育カリキュラムとしてのプロジェクト・スペクトラム」、岡花祈一郎「心理的道具として芸術作品-初期ヴィゴツキーと文化-歴史理論の連関をめぐって-、岡花祈一郎「ヴィゴツキーにおける記号と情動」。
第II部においては鳥光美緒子「訪問校のプロフール」、中坪史典「Indianapolis Key Learning Community訪問記録」、中村和世「フランシス・パーカー・チャムター・エッセンシャル・スクールに関する見学報告-美術教育を中心として-」を掲載した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 「臨床法」再考-溌達を研究するために-2009

    • 著者名/発表者名
      杉村伸一郎
    • 雑誌名

      心理科学 29巻2号(未定)(掲載確定)

    • 査読あり

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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