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2006 年度 実績報告書

東アジア各国における世界史教育の教育理念に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18653105
研究機関上越教育大学

研究代表者

茨木 智志  上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (30324023)

キーワード東アジアの歴史教育 / 世界史教育 / 世界史教科書 / 自国史と世界史
研究概要

本研究の課題は、東アジア各国において世界史教育がどのような教育理念のもとで行なわれているのかを明らかにすることにある。
具体的には韓国、中国、モンゴルの各国を主な対象として、世界史教育の目標、世界史教育の制度上の位置づけ、世界史教育の内容とその構成、世界史教科書の記述、世界史教育の方法、世界史授業の実践、世界史教師の養成などの諸点について調査を行なう。そして日本の世界史教育と比較・考察することで、東アジア各国における世界史教育の教育理念を解明することを目指している。
本年度においては、特に次のような研究・調査を進めた。成果の一部は口頭で発表したが、次年度には雑誌等で公表していく予定である。
(1)世界史および関連した教科書・教師用書をはじめとする資料の収集と分析を進めている。東アジア各国における世界史教育の現状把握を試みる一方で、教育内容、教育方法への変革、さらには「世界史」の枠組みに対する検討が進行していることが確認できた。
(2)モンゴル国の世界史・自国史教育への現地調査を行なった。この中で学校での授業の取材、歴史担当教師・教育相担当者・歴史教育研究者・歴史学者への聞き取り等を実施した。
次年度においても、教科書等の資料分析とともに現地調査を進め、上記の研究目的の達成に努める。特に歴史的な背景の解明にも分析を進める予定である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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