研究分担者 |
藤井 直之 静岡大学, 理学部, 教授 (60011631)
渡辺 俊樹 名古屋大学, 理学部, 助教授 (50210935)
熊澤 峰夫 静岡大学, 理学部, 教授 (60022571)
森田 信義 静岡大学, 工学部, 教授 (70022233)
鳥居 孝夫 静岡大学, 工学部, 助教授 (70188829)
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研究概要 |
精密に制御した連続周波数変調弾性波を発信して地下の状態探査監視する技術を発展させ,海上を曳航して使える方法を検討し,その具体化を実現する戦略を確保したい.そのための技術的資料を作成するのが本研究の目的であった。 そこで本年度では,海水面上で精密制御した定常的弾性波信号を発信する装置技術について,理論的考察と概念設計を始めた。とくに技術的評価では,従来の大容量エアガンによる送信波形やノイズについてやや詳しく検討を行った。まだ充分ではないが,ノイズや高調波成分などについて地震アクロス送信で克服すべき信号精度やその安定度について,ある程度の見通しを得た。また,実用性評価では,連続送信信号の長時間スタックで,海面上アクロスにとって最適なスタック方法についてやや理論的な解析手法を検討した。ただし,現実的なデータに適用するためには更なる工夫が必要であることが分かった。
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