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2006 年度 実績報告書

カルボジイミド表面を有する自己組織化単分子膜の形成とDNAチップへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 18655032
研究機関九州工業大学

研究代表者

竹中 繁織  九州工業大学, 工学部, 教授 (60188208)

キーワードカルボジイミド / 自己組織化単分子膜 / DNAチップ / DNAチップ / チオクト酸 / 遺伝子検査 / チミン / 金基板
研究概要

ヒトゲノムプロジェクトの終了によってDNAチップを用いた遺伝子の多種類同時解析等が活発に行われている。これによって一つだけの遺伝子を見ていたのではわからない生活習慣病などのリスク診断なども可能になってきたこのような状況でより安価で調製が簡便でかつ測定が迅速なDNAチップが待ち望まれている。そこで本研究では、カルボジイミドを有するSAM基板を調整することによって天然のDNAを容易に固定化できるシステムを構築できると考えた。従って、カルボジイミドコートSAM基板に修飾されたDNAにおいても天然の長いDNA断片を利用すれば通常の遺伝子検査に耐えうるものと考えられた。これまで金基板へのDNA固定化法は、その重要性から国内外で研究されているが、いずれもDNAへの化学修飾を必要としており本研究のように天然のDNAを直接固定化する試みは皆無であり、その独創性は極めて高いものと期待された。当該年度では以下点について検討を行った。
1)カルボジイミド化ジチオレン誘導体の合成:
先の研究目的に従ってまずカルボジイミド基を有するジチオレン誘導体を合成できた。
2)カルボジイミド化ジチオレンを用いたSAM形成:
前処理した金基板へのカルボジイミド化ジチオレンによるSAM形成反応条件を最適化した。この評価方法として、i)FT-IR RASによる表面の官能基評価。ii)水晶発振子(QCM)による評価を行った。6MHとの混合SAMではDNAへのチミンへの反応量を制御が可能となった。
3)カルボジイミドSAMのDNAに対する反応性の検討:
種々の条件で調整したカルボジイミドSAMへのDNAの反応性を評価した。i)FT-IR RASによる評価、ii)QCMを利用した評価を行った。また、申請者らがこれまで開発してきたFNDに基づく電気化学的DNA検出法の適用も検討した。
4)DNA固定化カルボジイミドSAMの安定性:
固定化されたDNAは保存できてハイブリダイゼーションの条件でも剥がれることなく安定でなければいけない。これについて検証できた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Preparation of carbodiimide-terminated thiol self assembly monolayers (SAMs) as a new DNA-immobilization method2006

    • 著者名/発表者名
      Kosuke Mukumoto, Keiichi Ohtsuka, Takahiko Nojima, Shigeori Takenaka
    • 雑誌名

      Analytical Sciences 22

      ページ: 349-355

  • [雑誌論文] バイオチップを利用した分析法-DNAチップを中心に-2006

    • 著者名/発表者名
      竹中繁織
    • 雑誌名

      現代科学 5

      ページ: 36-42

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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