研究課題
萌芽研究
シリコーンゴムなどの電気絶縁材料は優れた撥水性を有しており、その撥水状態が材料劣化状態の診断指標として用いられている。この撥水性能は大きな負の温度依存性を有する表面自由エネルギーにより決定される。従って、撥水性能の温度依存性を検討すれば、より正確な劣化診断や材料評価を行うことが可能となる。本研究では撥水状態形成時の温度の影響を詳細に検討し、低温側では撥水性が低下して形成されること等を詳細に明らかにした。
工学