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2006 年度 実績報告書

社会基盤施設の総合的リスク評価体系構築の試み:地盤構造物を中心として

研究課題

研究課題/領域番号 18656135
研究機関岐阜大学

研究代表者

本城 勇介  岐阜大学, 工学部, 教授 (10251852)

キーワード地盤工学 / リスク評価 / 統計解析 / 斜面
研究概要

本研究の最も大きな目的は,社会基盤施設(特に地盤構造物)のリスク評価法を,その精度に応じて分類,体系化することを試みることである.言わば「リスク評価のリスク」を評価することが研究の目的である.特に地盤構造物に関するリスク評価を中心として,作業を行うが,リスク評価手法全般を視野に入れた,取り組みが必要である.研究の第一段階では,地盤工学分野に関係の深い,環境リスク評価,地震リスク評価などの分野のリスク評価の方法を調査,分類し,リスク評価の基本的な方法の体系的整理を計る.その後、他分野のリスク解析の調査、海外調査も実施する。最終的には,リスク評価手法を分類し,その結果の利用方法についても提言する.この研究は次の大規模なリスク評価手法の体系的な展開の萌芽となる.
上記のような最終目標を達成するために,本年度は下記の3つの方面より研究を推進した:
1)一般的なリスク評価手法の調査と整理
2)地盤関連のリスク評価手法の調査と整理
3)海外における社会基盤施設のリスク評価の調査(特に,香港,北欧.)
1)については、種々の信頼できる統計資料による統計的なリスク調査した.
また,2)に関連して,地震リスクの市民意識を調査した.さらに,3)については,北欧の地盤工学関連のリスク評価について,調査を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 社会的要求性能を反映した耐震レベルの評価2007

    • 著者名/発表者名
      相内美紀, 本城勇介
    • 雑誌名

      構造工学論文集(土木学会) 53A

      ページ: 189-198

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 統計資料に基いた日本人のリスクの比較2006

    • 著者名/発表者名
      本城勇介, 伴亘
    • 雑誌名

      安全問題研究論文集(土木学会) 1

      ページ: 67-72

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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