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2006 年度 実績報告書

接着積層材料ラッピングによるストック集合住宅住戸のリフォーム技術

研究課題

研究課題/領域番号 18656172
研究機関千葉大学

研究代表者

服部 岑生  千葉大学, 名誉教授 (40009527)

研究分担者 上野 武  千葉大学, キャンパス整備企画室, 助教授 (30312929)
鈴木 雅之  千葉大学, キャンパス整備企画室, 助手 (90334169)
キーワード集合住宅 / リフォーム / 住戸 / 団地 / インテリア / ラッピング
研究概要

ストック住宅のリフォームにおいて、廃材を生み出さずSI建築化し、新しい感覚のインテリアを創造する技術を開発することを目的とした。特に、現行の建築構法には一般的でない非建築構法を前提に工業化材料(プラスティック等を積層して接着した材料、以降接着積層材料と略す)を用いて、家電製品などの持つ可塑的な造形によるインテリア形成技術に焦点を当てる。本研究では、多数の住宅ストックを対象にするので、1970年代前後に建設された公共集合住宅やマンションのストックを対象にした。
(1)ストック住宅居住者のインテリア改良要求の調査と必要条件の整理
ニーズ調査:ストック集合住宅の多数を占める旧住宅公団の賃貸公共集合住宅3DKを対象に、DIY実験調査を行い、インテリアの改良に関わる要求課題を整理した。また、ニーズに対応した、解決のための必要条件を整理した。
(2)材料情報の収集とインテリア・リフォーム・モデルの計画
材料収集:部位別の新規材料の実態調査により、要求課題に対応する材料を整理し、性能の複合化・高度化の理論を構築した。新規の想定材料を前提にストック改良の5タイプの設計を行った。またこれに関連して、インテリア材料と海外のインテリア改善のためのリフォーム技術の実態を視察した。
設計:目標とする接着積層材は、生産・施工の容易性、薄さと低コストの基本条件を備え、古い材料性能を超え部位それぞれの構法条件を満たさなくてはならない。その探求のために、材料性能×部位条件の関係のマトリクスを作成し、検討した。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2012-10-02  

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