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2006 年度 実績報告書

鳥類は樹木病原菌の伝搬にどのくらい関与するのか?

研究課題

研究課題/領域番号 18658066
研究機関独立行政法人森林総合研究所

研究代表者

佐橋 憲生  独立行政法人森林総合研究所, 九州支所, グループ長 (10202102)

研究分担者 秋庭 満輝  独立行政法人森林総合研究所, 九州支所, 主任研究員 (50353553)
宮崎 和弘  独立行政法人森林総合研究所, 九州支所, 主任研究員 (00353871)
関 伸一  独立行政法人森林総合研究所, 九州支所, 主任研究員 (50343801)
キーワード樹木病原菌 / 絹皮病 / 鳥類 / ヒヨドリ / 伝搬
研究概要

ヒヨドリなどの鳥類が伝搬に関わっている可能性がある絹皮病の発生が広範囲に認められる熊本県菊池市の国有林内に調査地を設定した。本調査地において絹皮病の発生実態調査を行うとともに、発生した樹種や罹病樹の位置の特定を行った。また、罹病樹から枝等のサンプルを採取し、本病原菌を効率よく分離するための方法について検討するとともに、できるだけ多くの菌株の収集に努めた。本病原菌は比較的新鮮な罹病組織を1〜数秒ガスバーナー等を用いて火炎滅菌した後、それらの組織片をジャガイモ・ブドウ糖培地(PDA)上に置き、20〜25℃で一週間程度培養することで、効率よく分離できることが明らかとなった。また、ヒヨドリ(等)による営巣状況を調査したが、今年度は巣を確認することはできなかった。これまでの発生調査の結果や収集した絹皮病菌の分離菌株を整理するとともに、上述した方法で新たに菌株収集を行った結果、これまでに絹皮病菌約40菌株を樹立することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 菌類との共生が樹木の生死を握る2007

    • 著者名/発表者名
      佐橋憲生
    • 雑誌名

      森林科学 49

      ページ: 50-53

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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