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2006 年度 実績報告書

「農の福祉力」を活用した地域活性化に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18658086
研究機関福井県立大学

研究代表者

北川 太一  福井県立大学, 経済学部, 准教授 (60224953)

研究分担者 東 あかね  京都府立大学, 人間環境学部, 教授 (40173132)
宮部 和幸  日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (40409066)
キーワード福祉力 / 福祉社会 / 地場産 / 農村資源 / 中高齢者
研究概要

本研究は、「農の福祉力」(農業・農村が有する福祉力)の考え方を手がかりとして、参加・連携・協同(協働)に根ざした農村地域社会の活性化を実現し、農村地域住民が健康で安心して暮らせる「農を軸とした福祉社会」の形成条件を明らかにすることを目的としている。特に、(1)地場産野菜を利用した食生活や食料消費等に代表される「食」の視点、(2)農林地や景観等に代表される「農村資源管理(保全と活用)」の視点、(3)「農の福祉力」を支える担い手(個人、グループ・組織、協同組合等)に代表される「主体形成」の視点を重視し、研究を進めている。
本年度は、まず、メンバーの専門分野に関連する文献・諸資料を購入し、これまでの研究成果をサーベイするとともに、関係機関(行政、JA中央会など)への資料収集調査を実施した。
また、京都府内の高齢者福祉施設・病院(東)、長野県小布施町(宮部)、神奈川県茅ヶ崎市(メンバー全員)において現地実態調査を行い、アンケート調査、行政・関連団体の担当者、関係農家等からのヒアリング調査を実施した。このことを通じて、地元産野菜を活用した高齢者の食事スタイル、農村の景観や文化を活用した都市住民の余暇活動、中高年の労働力を活用した都市農地の耕作放棄地対策について検討した。
なお、研究メンバー間での相互理解を促進し、各自の取組み状況を確認するために、2回の研究会を実施した(第1回研究会:2006年10月、京都市・京都府立大学。第2回研究会:2007年3月、藤沢市・日本大学)。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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