研究課題/領域番号 |
18659399
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井口 篤志 東北大学, 大学院医学系研究科, 助教授 (90222851)
|
研究分担者 |
赤坂 純逸 東北大学, 大学病院, 助手 (80343044)
新田 能郎 東北大学, 大学病院, 助手 (80375005)
川本 俊輔 東北大学, 大学院医学系研究科, 助手 (20400244)
|
キーワード | ペースメーカー / 遺伝子導入 / HCN2チャンネル / 間葉系幹細胞 / MSCBM / 細胞培養 |
研究概要 |
遺伝子導入実験をおこなうために必要な手続きをおこなった。「遺伝子組換え実験計画申請書」を作成し、ペースメーカー遺伝子HCN2をmesenchymal stem cellに導入し、HCN2チャンネルの機能を発現することを確認する実験について、この実験に使用する実験室、実験区画、実験区域、飼育区画についてそれぞれ妥当性を検討したうえで、申請した。また、拡散防止措置についてP1レベルの拡散防止措置をとることを具体的な実験室、実験区域等との関係から検討し、遺伝子導入実験をおこなう許可を得た。この許可のもとに動物実験を行なう計画書を作成し、遺伝子導入実験の計画書について再度審査をうけ、実験を開始する許可を得ることができた。Human mesenchymal stem cellは商業ベースで販売されているものを入手し、培養は37℃、湿度90%、5%二酸化炭素のもとで培養するが、まず、このメディウムの調整をおこなった。即ち、mesenchymal stem cell用基礎培地(三光純薬株式会社製)に37℃の温水で解凍したMSCGM添加因子セット25mLx2MCGS10mL, L-グルタミン(200mM)25単位ペニシリン/25μgストレプトマイシン0.5mLを無菌的に加え、MDCBMでバイアルを共洗いしてから更に加えた。解凍した添加因子の各バイアルは70%エタノールで滅菌した。この調整した培地を冷蔵保存した。この培地での細胞の増殖培養を検討した。結果を解析中である。
|