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2007 年度 実績報告書

オリゴ糖の亜鉛吸収促進作用を利用した味覚障害の治療法の開発:動物モデル

研究課題

研究課題/領域番号 18659502
研究機関徳島大学

研究代表者

阿部 晃治  徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (20346589)

研究分担者 武田 憲昭  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (30206982)
山本 茂  お茶の水大学, 大学院・人間文化研究科・教授, 教授 (70093896)
キーワード味覚障害 / 亜鉛欠乏 / ACE活性比 / 血清亜鉛濃度 / ツイントース
研究概要

血清ACE活性比の測定方法につき、ACE活性測定キットによるマニュアル測定からHPLCによる測定に変更した。しかし、血清のACE活性は測定できるものの、無機亜鉛を血清に添加するとACE活性が不安定になったり測定不能になったりした。マニュアル測定の条件設定時にも同様の問題があり、リン酸バッファーのpHを変化させてpH8.3で至適条件を得た。しかし、HPLCでの測定では、至適pHを得ることはできなかった。
亜鉛欠乏モデル動物については、体重200gのウイスター系ラットに亜鉛欠乏食餌を与えた。亜鉛欠乏食餌は、Corn starch 447g/kg、Sucrose 223g/kg、Egg white 200g/kg、Soybean oil 50g/kg、Cellulose20g/kg、Vitamin mix 10g/kg、亜鉛フリーmineral mix 50g/kgを混合して作成した。平成18年度の研究より、この亜鉛欠乏食餌を2週間から4週間、連続して投与することにより、血液中の亜鉛濃度とACE活性比が次第に低下することを明らかにしており、4週間連続投与ラットを用いてツイントースの検討を行った。平成18年度の研究から。摘出したラットの小腸の粘膜上皮における亜鉛の吸収がツイントースによりが促進することを明らかにした。しかし、ラットに亜鉛欠乏食餌を4週間、連続した後に、亜鉛を含む通常のmineral mixを混合した食餌与える時に、ツイントースを添加したラットと添加しないラットの、血中亜鉛濃度とACE活性比の変化を検討した。しかし、ツイントースが、血中亜鉛濃度の上昇とACE活性比の低下を促進するという結果は得られなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://www.geocities.jp/otolaryngology_tokushima/

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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