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2006 年度 実績報告書

NODファミリー分子によるA群レンサ球菌の認識とオートファジー誘導の動態解析

研究課題

研究課題/領域番号 18659544
研究機関日本大学

研究代表者

浜田 茂幸  日本大学, 大学院総合科学研究科, 教授 (60028777)

研究分担者 中川 一路  東京大学, 医科学研究所, 助教授 (70294113)
キーワードA群レンサ球菌 / オートファジー / NODファミリー / アポトーシス / 感染症
研究概要

A群レンサ球菌と黄色ブドウ球菌が細胞内に侵入した後にオートファジーにより捕獲されたが、なぜ"非特異的"な細胞質の分解システムであるオートファジーが"特異的にこれらの菌を認識して捕獲することができるのかについてさらに検討を加えた。その結果、A群レンサ球菌の菌体表層の細胞壁画分がオートファジーにより認識されていた。この菌体成分を認識してオートファジーを誘導する細胞成分を明らかにするために、細胞質内の菌体成分認識分子であるNod-LRRファミリー分子に着目してその関与の解析を行った。Nod-LRRファミリー分子に網羅的にmiR-RNAiによるノックダウン系を確立した。その結果、Nalp4,Nalp10分子のノックダウン、さらにNACHTドメインの欠失体の強発現にて効果的にオートファジーの誘導の抑制、および菌の分解の抑制が認められたことから、細胞内では菌体の細胞壁成分を認識してオートファジーが選択的に誘導されていることが明らかとなった.現在報告されている宿主細胞内の菌体成分レセプターとしては,Nod1がグラム陰性菌のLPS,Nod2がグラム陽性菌の細胞壁成分,Nalp3がflagellinを認識して炎症反応を誘導することが明らかとされている.今回明らかとしてきたNalp4,Nalp10いずれもが,従来報告されている炎症反応を惹起するレセプターではなく,Nalp4はIKKaと結合することによりNF-kBの活性化を抑制すること,Nalp10はASCと結合することによりいずれも炎症反応を阻害することが報告されている.今回得られた結果から,オートファジーの誘導に対しては,炎症反応の惹起そのものは必要ではないことが明らかとなった.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] Inflammatory immune responses by water-insoluble α-glucan2007

    • 著者名/発表者名
      Okamoto S. et al.
    • 雑誌名

      J. Dent. Res. 86・3

      ページ: 242-248

  • [雑誌論文] Multifunctional glyceraldehydes-3-phosphate dehydrogenase of Streptococcus pyogenes is essential for evasion from neutrophils.2006

    • 著者名/発表者名
      Terao Y. et al.
    • 雑誌名

      J. Biol. Chem. 281・20

      ページ: 14215-14223

  • [雑誌論文] Autophagy in innate immunity against intracellular bacteria.2006

    • 著者名/発表者名
      Amano A. et al.
    • 雑誌名

      J. Biochem. 140

      ページ: 161-166

  • [雑誌論文] Role of Streptococcus sanguinis sortase A in bacterial colonization2006

    • 著者名/発表者名
      Yamaguchi M. et al.
    • 雑誌名

      Microbes Infect. 8・12-13

      ページ: 2791-2796

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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