研究課題/領域番号 |
18659619
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
宮沢 裕夫 松本歯科大学, 大学院・歯学独立研究科, 教授 (90147637)
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研究分担者 |
中村 浩志 松本歯科大学, 歯学部, 助手 (00278178)
中村 美どり 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (90278177)
宇田川 信之 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70245801)
山下 照仁 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 講師 (90302893)
小出 雅則 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 講師 (10367617)
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キーワード | 膜透過性 / 転写因子 / 融合タンパク / 時間軸 / 破骨細胞 |
研究概要 |
1.破骨細胞の分化における、時間軸に沿った転写因子AP-1/NF-κBの活性化のためにPTD融合タンパクを細胞に直接導入する実験系の作成。 コントロールのGFPおよびNF-κB、AP-1それぞれ転写因子ファミリーのcDNAを、PTD融合タンパク発現ベクターに組み込みPTD融合タンパク発現ベクターのクローニングを行ない、NF-kBp100、NF-kBp52、NF-kBp100DeathDomainおよびGFPをクローニングすることが出来た。さらに、タンパク分解酵素の欠失した大腸菌株BL21(DE3)に形質転換を行ない、大量発現を試みた。遺伝子誘導の温度と時間の条件を検討して、30度で2時間のIPTG誘導の条件を決めた。 2.マウス細胞株を用いたPTD融合タンパク導入系の検討。 マウス細胞株ST2を標的細胞として、精製したPTD融合タンパクを経時的に導入した。無血清中、サイトカイン非存在下での導入も試みたが、標的細胞の10%にしかGFPコントロール融合タンパクの存在を認められなかった。融合タンパクを高濃度に濃縮する処理が更に必要なことが明らかになった。
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