研究分担者 |
酒井 一由 藤田保健衛生大学, 短期大学, 助教授 (90215583)
藤井 徹也 名古屋大学, 医学部, 助教授 (50275153)
坂上 明子 愛知医科大学, 看護学部, 助教授 (80266626)
佐伯 香織 名古屋大学, 医学部, 助手 (10378226)
小澤 由紀 愛知医科大学, 医学部, 助手 (80367755)
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研究概要 |
平成18年度の目的について下記の通り,研究を進めた。 1.看護師養成機関での学生のフィジカルアセスメント受講時の必要な知識を検討する為に,質問紙調査をおこなった。まずは,調査項目を作成するため「フィジカルアセスメント」「看護教育」等のキーワードで医学中央雑誌を中心として,文献検索を行った。文献内容からフィジカルアセスメントの講義内容などが記載された本研究に関連する文献を25件選択した。その内容を中心として質問項目を検討し,「所属」「開校時期」「フィジカルアセスメント開校時期」「講義・演習内容と部位」などについて自記式質問紙を作成した。その後,対象:全国の看護師養成校637校(大学143校,短期大学23校,専門学校4年課程9校,専門学校462校)のフィジカルアセスメント関連科目担当教員とした。データ収集法:自記式質問紙を用いて郵送法で行った。調査期間:平成19年2月。結果:204件(回収率32%)であった。フィジカルアセスメント関連科目の開講を行っていない看護師養成機関(46校:22.5%)を除く,158校対象として,現在記述統計を実施している。 2.臓器の位置や構造を理解しやすい教材について,画像などを処理し現在,中枢神経系(脳・脊髄の3次元的位置関係を示す解剖画像,CT・MRIなどの画像),骨盤部,膝関節および肩関節部を作成中である。 3.体表的に臓器の位置,構造を理解する為の解剖セミナーの企画について,19年度開催を目指し,現在計画を立案し,研究代表者の所属機関内で実施申請を行っている。
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