研究分担者 |
酒井 一由 藤田保健衛生大学短期大学部, 准教授 (90215583)
藤井 徹也 名古屋大学, 医学部, 准教授 (50275153)
林 省吾 愛知医科大学, 医学部, 講師 (60349496)
小澤 由紀 愛知医科大学, 医学部, 助教 (80367755)
太田 慶一 愛知医科大学, 医学部, 助教 (10465528)
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研究概要 |
平成19年度の研究を以下の通り進めた。 平成18年度に実施した質問紙調査票の内容「フィジカルアセスメントの開講時期」,「回答者の専門領域」,「教授者のフィジカルアセスメント受講有無」,「フィジカルアセスメント科目において教授している項目とその内容」などについて分析,考察を行った。フィジカルアセスメントの講義・演習において「バイタルサイン」,「胸部・呼吸器」,「循環器」および,「腹部」を優先的に教授していることがわかり,この結果を基に短期集中型解剖セミナーの観察部位を決定した。以上の成果は日本看護技術学会第6回学術集会と第113回日本解剖学会総会・全国学術集会にて発表した。 新たなる試みとして,フィジカルアセスメント受講前の看護学生が,立体的臓器の位置や構造を理解することを目的とした短期集中型解剖セミナーを企画,実施した。 期間:8月24〜26日 対象者:看護系大学のフィシカルアセスメント受講前の学生 参加人数:126人 場所:愛知医科大学解剖実習室 午前中にセミナー前講義を行い,午後に解剖実習室において事前に剥皮・目的臓器剖出を行った解剖体を少人数グループで観察した。セミナー内容の一部は日本解剖学会第67回中部支部学術集会いて発表した。 平成20年2月に,セミナー受講学生に対し,フィジカルアセスメント講義・演習受講後アンケートを実施した。これは,セミナー受講学生が在籍する大学においてフィジカルアセスメントを受講する際,セミナーがどのように役立ったかをみるもので,現在記述統計を行っている。
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