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2008 年度 実績報告書

WEBオントロジを用いた意味型システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 18700023
研究機関横浜国立大学

研究代表者

倉光 君郎  横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (30323504)

キーワード情報学 / プログラミング言語 / ソフトウェア / オントロジ / 意味論 / 言語設計 / オープンソース / ユビキタス情報処理
研究概要

本研究の目的は、WEBオントロジ情報を用いた新しい型システムの基礎研究を行うことである。我々は、新たにオブジェクト指向スクリプト言語をベースとしたKonoha言語の設計と開発を行った。Konoha言語の特徴は、プログラミング言語の基本型(int, String等)の意味論をオントロジ情報を用いて拡張し、オブジェクトの同値関係や包摂関係を意味推論可能にする点である。これにより、例えば華氏のデータが入力されても、摂氏のデータで処理をしたい場合、プログラミング言語処理系が自動的に変換を行うことができる。我々は、ユビキタスアプリケーションへの応用を想定に入れ、組み込みシステム上での実装検証を行った。また、実行前に変換を行う意味コンパイラ技術を開発し、現在実用化されているオブジェクト指向スクリプティング言語と比較しても同等以上の性能を達成した。開発された研究成果は、オープンソース製品として公開され、多くのユーザによって利用されている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] A Map-based Integration of Ontologies into Object-Oriented Programming Language2008

    • 著者名/発表者名
      Kimio Kuramitsu
    • 雑誌名

      Artificial Intelligence in Theory and Practice II 276

      ページ: 457-461

    • 査読あり
  • [学会発表] 次世代スクリプティング言語の開発2008

    • 著者名/発表者名
      倉光君郎
    • 学会等名
      次世代スクリプティング言語の開発
    • 発表場所
      東京ミッドタウン
    • 年月日
      2008-12-10
  • [学会発表] 軽量オントロジによるセマンティックプログラミング2008

    • 著者名/発表者名
      倉光君郎
    • 学会等名
      人工知能学会セマンティックWeb研究会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2008-12-03
  • [備考]

    • URL

      http://konoha.sourceforge.jp/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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