研究概要 |
1特異値分解ライブラリの構造解析 開発中の特異値分解ライブラリは, FORTRAN77で開発されている, しかし, 多くの開発環境がC言語に移行しつつあるこのことを踏まえ, C言語によるライブラリ開発を開始したこの際, FORTRAN77で開発されたライブラリの構造解析を行い, C言語への移植を試みた.その結果, 判別式による分岐のうち, いくつかが不要であることが判明した 2並列プログラムの開発 特異ベクトル計算に関しては, 完全独立で計算できるため. 並列化は容易である. しかし, 特異値計算に関しては, 依存関係が強いため, 新たな並列化手法の提案が必要である. そこで, 本年度は, 共有メモリ環境向けと分散メモリ環境向けの並列化手法をそれぞれ提案した. 3ライブラリの性能評価のためのテスト作成手法の提案 他の研究グループによって開発されたライブラリが苦手とするテスト行列を見出しその作成手法を提案した
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