研究概要 |
本研究の目的は、ユビキタス情報環境における外部観測可能な情報行動から、人々が欲する情報を推測する技術の開発である。 この技術開発を目標に、項目1として、人の情報探索対象の判別技術確立を目指している。また項目2として、情報探索対象判別技術を実装した、ユビキタス環境において実際的な情報行動判別センサデバイスの開発を目指している。 項目1について、情報探索行動の分析を進めており、複数人による大型構造物組み立て課題などをモーションキャプチャシステムを用いて記録し、共同作業時の役割に着目した分析を進め、これを発表(鈴木2008)した。 項目2について、応用領域として、グループホームを対象に、RFIDタグや赤外線LED-PDによる入居者行動の検出装置群を開発し、これを現地へ導入、運用を開始し、その成果を(三浦2008, Lim 2008, 他)発表した。
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