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2008 年度 実績報告書

感性に基づく行動支援システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18700212
研究機関九州工業大学

研究代表者

吉田 香  九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 准教授 (60315174)

キーワード感性情報学 / 情報システム / ユビキタス
研究概要

前年度までは, RFIDタグとRFIDタグリーダを用いて福岡県北九州市の小倉駅周辺市街地で位置計測実験を行い, 被験者約200人分のデータを取得(平成18年度)し, 得られたデータをもとに, 人流計測シミュレーションシステムで利用可能なデータへの加工, 試作システムの構築および改良(平成19年度)を行ってきた. 平成20年度は, 前年度までの研究成果に基づき, (1) 取得データの解析およびユーザモデルの構築, (2) 市街地におけるユーザへの情報推薦手法の検討, (3) ユーザの感性に基づく行動支援システムの構築に関する研究開発を行った. 具体的には, (1) では, 平成19年度までに得られたデータを統計的手法により解析し, 情報推薦システムに応用が可能なユーザモデルの構築を行った. また, システムログインに適用可能なキーストロークダイナミクスに関するデータの解析を行った. その結果, 認証に適用可能な特徴を抽出することができた. (2) では, モデルベース方式, ユーザカスタマイズ方式など, 複数の情報推薦手法を比較検討した. また, 表示デバイス上でのページデザインに着目し, ページデザインの経験が少ないサービス提供者でも比較的簡単に好みのページが作成できる試作システムを構築した. さらに, システム利用者が推薦結果に対して興味を持っているかどうかを判定するためにwebカメラを用いた試作システムを構築した. (3) では, 構築したユーザモデルと比較検討した推薦手法を応用し, 行動支援システムの分析, 設計, プロトタイプシステムの構築を行った. また, 利用者による推薦情報への評価を想定し, リアルタイムに複数人の書き込みと閲覧ができる試作システムを構築した.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] キーストロークーダイナミクスを用いた個人認証手法に関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      大浦雄太, 吉田香
    • 学会等名
      第10回日本知能情報ファジィ学会九州支部学術講演会
    • 発表場所
      東海大学熊本キャンパス
    • 年月日
      2008-12-13
  • [学会発表] ネットワークを利用した論文添削支援システムに関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      渡邉優也, 吉田香
    • 学会等名
      第10回日本知能情報ファジィ学会九州支部学術講演会
    • 発表場所
      東海大学熊本キャンパス
    • 年月日
      2008-12-13
  • [学会発表] Webページデザイン支援システムに関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      井上真友美, 吉田香
    • 学会等名
      第10回日本知能情報ファジィ学会九州支部学術講演会
    • 発表場所
      東海大学熊本キャンパス
    • 年月日
      2008-12-13
  • [学会発表] 正面顔検出を用いたメール読了システム2008

    • 著者名/発表者名
      片山智洋, 吉田香
    • 学会等名
      第10回日本知能情報ファジィ学会九州支部学術講演会
    • 発表場所
      東海大学熊本キャンパス
    • 年月日
      2008-12-13

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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