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2007 年度 実績報告書

確率的情報処理に基づく医用画像再構成アルゴリズムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18700223
研究機関山口大学

研究代表者

庄野 逸  山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (50263231)

キーワード統計力学 / 医療画像 / ニューラルネット / ベイス推定
研究概要

人に優しい医療が求められる現在は,低侵襲な撮像方法が好まれつつある.しかしながら,撮像時の被爆量を低減化は,画像を再構成する信号のノイズに埋もれやすい状況を作りだす.このような問題に関して,モデルを構築する際にノイズを内包するような確率モデルを導入することで,自然な形での画像再構成理論の構築が期待できる.この場合統計的な推測が必要となるが,最尤推定を使ったML-EM法の場合,画質は粗いもののマーチファクトは抑えられることが示されている.
本提案による研究の意義は,最尤推定による再構成原理を,拘束条件をモデル内に導入したBayes推定法に置きかえることによって,S/N比が悪い観測信号からでも高画質な画像を再構成させることをねらいとしている.
平成19年度の研究としては主に現用の手法であるFBP法,ML-EM法などの調査とシミュレーションをおこなった.また画像復元や認識アルゴリズムを導入することによって,より高度な再構成が期待できることから画像を取り扱うニューラルネットモデルの検討も行った.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ネオコグニトロンによる視覚腹側経路のモデル化2007

    • 著者名/発表者名
      吉塚武治
    • 雑誌名

      神経回路学会誌 14

      ページ: 266-272

    • 査読あり
  • [学会発表] Recent Studies around the Neocognitron2007

    • 著者名/発表者名
      H.Shouno
    • 学会等名
      International Conference on Neural Information Processing
    • 発表場所
      Kitakyushu
    • 年月日
      2007-11-15
  • [学会発表] Analysis of Idiopathic interstitial Pneumonia by Self Organization Map on High-Resolution Computed Tomography Images.2007

    • 著者名/発表者名
      Y.Goto
    • 学会等名
      Parallel Distributed Processiong Techniques and Applications
    • 発表場所
      Las Vegas
    • 年月日
      2007-06-25

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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