研究課題
若手研究(B)
一過性虚血は学習の維持と再学習を障害する。さらに虚血慢性期、本研究の実験条件下に置いては虚血後75日前後の活動性の低下をもたらした。この現象は抗血小板剤シロスタゾールによって回避できる。この時期のうつ傾向計測を行ったところ、慢性期の反応性の低下はうつ傾向よりも認知機能低下の亢進である可能性が示唆された。シロスタゾールによる予防は脳損傷部位の縮小あるいは進行の予防によるものではないかと考えられる。
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