研究課題
若手研究(B)
成熟したほ乳類大脳新皮質の可塑性のメカニズムについて、ニューロン-グリア相互作用という新しい視点から、げっ歯類のヒゲーバレルの関係を用いて解析を行った。まず、ニューロンとグリアの形態を詳細に解析できるようにするために、membrane-targeted GFPをレポーター遺伝子にもちいて、細胞毒性の低いレンチウイルスベクターの作製をおこない、ニューロン、グリア特異的に細胞形態の詳細な解析に成功した。さらに、in vivoにおいて、ニューロンの形態形成に深く関与しているニューロトロフィン受容体のsiRNAを発現する事のできるウイルスベクターを開発し、in vivoでのニューロンの形態変化について解析をおこなった。今後は、これらのウイルスベクターを使用し、げっ歯類が新しい環境におかれたときにおこるニューロンーグリアの形態変化について解析を行っていく。
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http://dsm.fujita-hu.ac.jp/