研究課題
若手研究(B)
我々は,外的・内的変動に満ちた環境にありながら,精緻で安定した認識・運動行為を生成している.近年,ヒトの脳がベイズ統合と呼ばれる推定法を用いることによりそれを実現していることが提案されてきた.本研究では,運動タイミング制御においてベイズ統合が作用していることを示した報告者自身の先行成果に引き続き,時間順序判断でもベイズ統合が作用していることを観測した.これにより,ヒトの脳の時間情報処理にあたっては,知覚処理段階でベイズ統合が作用していることが明らかとなった.
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Neuroscience letters 453
ページ: 1-5
体育の科学 57(1)
ページ: 307-312
Nature Neuroscience 9
ページ: 875-877