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2008 年度 実績報告書

知的障害者の家族介護者を対象とした活動的なライフスタイル構築のための支援

研究課題

研究課題/領域番号 18700544
研究機関大阪人間科学大学

研究代表者

荒井 弘和  大阪人間科学大学, 人間科学部, 講師 (30419460)

キーワードヘルスプロモーション / 家族介護者 / 身体活動 / ライフスタイル / 知的障害者
研究概要

本研究の目的は、知的障害者の家族介護者が活動的なライフスタイルを構築するための支援について検討するために、調査研究(面接調査と質問紙調査)によって家族介護者の身体活動状況やその関連要因を明らかにし、家族介護者が活動的なライフスタイルを構築するための介入プログラムを実施することである。本研究は、知的障害者の家族介護者を対象とした3つの研究から構成されている。研究1および研究2はすでに完了しており、平成20年度は、実施中の研究3を完了することと、研究成果を雑誌論文として発表することを目的として設定し、これらの目的を達成することができた。よって、3年間の研究計画は、全て達成することができたといえる。さらに、研究課題に関連する知見を得ることを意図して、関連する学会に参加して、関連する研究者と意見を交換した。そこで得た知見を元にして、雑誌論文の執筆ならびに投稿に努め、4本の雑誌論文が学術雑誌に掲載されることが確定している。なお、そのうち1本は「体育学研究」に掲載される論文で、現在印刷中である。今後は、知的障害者の家族介護者を対象とした活動的なライフスタイル構築のための支援が実践できるように、本研究課題の実施によって得た研究成果を普及・啓発できるようにと考えている。具体的には、プログラムの実施に当たって使用できる資料、ツール、またはマニュアルなどの公開を進めていく予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)

  • [雑誌論文] 家族で参加するアダプテッド・スポーツプログラムに伴う精神的健康の変化 : 知的障害者の親を対象として2009

    • 著者名/発表者名
      荒井弘和
    • 雑誌名

      障害者スポーツ科学 7

      ページ: 47-52

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 知的障害のある者の家族介護者におけるストレス・マネジメントおよび運動行動の変容ステージ2008

    • 著者名/発表者名
      荒井弘和
    • 雑誌名

      ストレス科学 22

      ページ: 274-282

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 知的障害のある者とその親が参加したアダプテッド・スポーツプログラムの恩恵と負担の探索的検討2008

    • 著者名/発表者名
      荒井弘和
    • 雑誌名

      障害者スポーツ科学 6

      ページ: 33-38

    • 査読あり

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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