平成18年度は、当初の年度計画に基づいて食習慣調査実施の準備を行った。 1)久山町長、久山町教育委員会、久山町健康福祉課の協力を頂いて、各小・中学校の校長、教頭、栄養士、養護教諭等の先生方に対して、研究の趣旨や研究計画、日程等の説明会を実施した。また、保護者に対するインフォームドコンセントの取り方、同意書の回収方法、結果の返却方法、調査用紙等の個人情報の取り扱い方などについて打ち合わせを行った。 2)保護者に対しては、同意書とは別に告知用の調査案内を、担任を通じて配布していただき、調査に対する理解を得た。 3)調査実施を円滑に行うため、独立行政法人国立健康・栄養研究所(佐々木先生)にて、食習慣調査や生活習慣調査の方法に関する指導を頂いた。加えて、計画していた予備調査が学校側との日程の調整がつかず実施できなかったため、国立健康・栄養研究所で実施した他地域での結果を参考に注意点などを指導頂いた。 4)生活習慣に関するアンケートの内容について、福岡県児童生徒食生活等実態調査報告書(平成18年3月)に準拠して、欠食や食事時間などの食生活に関する項目と睡眠時間や運動時間、体形に対する意識などの食生活以外の項目について検討を行った。 平成19年度は、各学校との調整の結果、健康診断の時期に合わせて5月下旬から6月上旬に調査を実施する予定である。
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