平成19年度は、当初の研究計画に基づいて、食習慣調査および生活習慣調査を実施した。 1)調査実施にあたり、保護者向けに調査の趣旨、具体的内容を文書にて配布し、インフォームドコンセントをとった。 2)町立小学校2校の児童314名(男子153名、女子161名)中学校(1校)の生徒230名(男子126名、女子104名)に対し、食習慣調査(BDHQ)および生活習慣に関するアンケート調査を実施した。小学校高学年(4、5、6年生)と中学生は、ホームルームの時間等を利用し本人が記入を行った。その際に栄養士や調査の訓練を受けた学生が各クラスで、説明および内容の確認や記入の援助等を行った。また小学校低学年(1、2、3年生)は、自宅へ持ち帰り、保護者に記入を依頼した。 3)身長、体重等の測定については、各学校において実施されている定期健康診断の結果をそのまま使用した。 4)調査後の栄養価計算をした結果については、各学校の担任の先生を通じて、個人個人に栄養素や食品群の過不足を示したカラーの結果表(保護者用、子ども用の2種類)を返却した。 平成20年度については、食育のための学校教材用の資料として報告書を作成し各校へ配布する予定である。
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