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2008 年度 実績報告書

久山町在住の児童・生徒の栄養摂取状況と生活習慣病危険因子との関係

研究課題

研究課題/領域番号 18700623
研究機関中村学園短期大学

研究代表者

内田 和宏  中村学園大学短期大学部, 食物栄養学科, 講師 (70301679)

キーワード栄養疫学 / 食習慣調査 / 児童・生徒 / 久山町研究
研究概要

平成20年度は、当初の研究計画に基づいて、実施した食習慣調査および生活習慣調査についてのデータベースを作成し、結果の整理を行った。
1) 調査の実施できた者は、小学校児童314名(男子153名、女子161名)、中学校生徒230名(男子126名、女子104名)であった(回収率 : 小学校68.0%、中学校93.1%)。
2) 対象者の特徴 : 日比式による肥満度判定を行った結果、男女ともに「やせすぎ」「やせぎみ」のものが1〜2割、「肥満」「太りぎみ」のものが約2割であった。学年が上がるにつれて、「やせ」のものが増加していた。
3) 栄養素等摂取量 : 中学生のエネルギー摂取量は、男女とも食事摂取基準とほぼ同程度であった。小学生のエネルギー摂取量は、低学年ではエネルギー過剰傾向がみられたが、中学年、高学年については、ほぼ基準と同程度であった。
4)食品群別摂取量 : 小・中学生ともに、野菜類、果物、いも類の摂取量が少なく、牛乳、乳製品、砂糖、菓子類、油脂の摂取量が多い傾向がみられた。
5)栄養比率 : 小・中学生ともに脂質エネルギー比が高い傾向であったが、特に小学1〜3年生と中学生の女子が30%以上の高値であった。
6)生活習慣に関するアンケート : 朝食を「毎日食べる」小学生が約9割、中学生が8割であった。「今の体重をどう思うか」という項目では、「やせたい」という者が女子に多く、高学年になるにつれて高くなる傾向を示した。
食育のための資料として報告書冊子を作成し、今後活用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 久山町在住の児童・生徒の栄養摂取状況について(第1報)2008

    • 著者名/発表者名
      内田和宏
    • 学会等名
      第62回日本栄養・食糧学会大会
    • 発表場所
      女子栄養大学(埼玉県)
    • 年月日
      20080500

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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