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2007 年度 実績報告書

学校の情報安全確保のための体験参加型教員研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18700641
研究機関富山大学

研究代表者

高橋 純  富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (10310757)

キーワード学校教育 / 情報安全教育 / 教員研修 / 情報モラル / 参加型研修 / 情報教育 / ICT活用
研究概要

児童生徒が情報モラルや倫理,情報メディアとの適切な関わり方を学ぶためのテキストを含む教材群を作成した.これらについて教員らに調査を行い,教員が指導しやすい形式にし,Web教材としても活用できるようにした.また,この調査結果から,教員への情報セキュリティ等の情報提供の必要性が明らかになったことから,教員自身が独学で情報セキュリティを学ぶための「学校情報セキュリティテキスト」の開発を行った.開発にあたっては海外を含む文献調査や教員向けの調査を行い,独学で教員が学びやすいように表現をQ&A形式とし,実際的で役に立つ項目を中心としたテキストにした.教員を対象に評価をした結果,わかりやすい教材であるとの評価を得た.
情報安全を学ぶためのシステムを開発した.本システムでは,現在の児童生徒の実態を把握するために質問を行い,その結果に基づき教材が選択され,児童生徒が学ぶことができる.本システムの効果や課題について,児童とその担任を対象に調査を行い,それに基づいて改良を行っている.さらに,本システム開発の前提となる教材を提供するためのWebインタフェースの調査・検討を行った.アイカメラを用いて,Web画面において,学習効果が高くかつ配信や制作等のコストの低い教材のインタフェースの調査を行った.その結果,教材は動画にこだわらず,静止画であっても効果があることが明らかになったことから,今後の教材開発のコストダウンが期待される.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] コンピュータ画面に表示されたテキストの読みやすさに及ぼす行長の影響2007

    • 著者名/発表者名
      高橋 純, ら
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集 JSET07-3

      ページ: 59-66

  • [雑誌論文] e-Learning画面の講師画像が動画か静止画かによる効果の違い2007

    • 著者名/発表者名
      高橋 純, ら
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集 JSET07-5

      ページ: 265-270

  • [雑誌論文] 家庭で決められているネット利用のルールの特徴2007

    • 著者名/発表者名
      中山 均, ら
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集 JSET07-4

      ページ: 1-4

  • [学会発表] 教育の情報化に関する校内研修と教員のICT活用指導力の実態把握2007

    • 著者名/発表者名
      宮崎 靖, ら
    • 学会等名
      日本教育工学会 第23回
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      20070900

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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