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2008 年度 実績報告書

学校の情報安全確保のための体験参加型教員研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18700641
研究機関富山大学

研究代表者

高橋 純  富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (10310757)

キーワード学校教育 / 情報安全教育 / 教員研修 / 情報モラル / 参加型研修 / 情報教育 / ICT活用
研究概要

教師向け児童生徒向けのテキストや指導書, 学習システムなどを組み合わせ, 児童生徒に対する効率的に指導方法を身につけるための研修プログラムを開発した. 本研修プログラムは, 複数回の短い集合研修と, 各自で行う自己学習を行うことで成果が得られるように設計されている。これは多忙な教師の多くが参加でき, そして高い成果を得られるようにとの判断からである。集合研修では, 短時間での情報提供後, ワークショップを取り入れて実際の授業を設計し, さらに模擬授業によって披露するなど, 受講者が主体的に学べるように工夫をした。また, 全体的な研修の進捗の管理, 評価, 教材の保管等はe-learningシステムを用いた。これにより非同期に自己ペースで学習や進捗を確認できるようにした。さらに, いつでも学びやすいように, 紙媒体のテキストや指導を用意した。そして, 小学校教員らにヒアリング調査, 模擬研修などを行い, より実践的で効果的なプログラムになるように試作, 修正を行った。教員らからは, 負担感の少なさや, 理解の深まりといった点で評価が得られた。一方で, 実際に, 児童生徒に指導する際の効果を高めるために, 普通教室における大型映像提示装置の効果的な活用方法について明らかし, 教員が指導する際に役立つようにした。また, これらの情報モラル指導による効果を測定する手段として, 児童生徒を対象にした情報活用能力のチェックリストの開発も行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 小学生向け情報活用能力のチェックリストの開発2008

    • 著者名/発表者名
      高橋純, ら
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集 JSETO8-3

      ページ: 5-10

  • [雑誌論文] 小学校教員が効果的と考える普通教室でのICT活用の特徴2008

    • 著者名/発表者名
      高橋純, ら
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌 32 Suppl

      ページ: 117-120

    • 査読あり
  • [学会発表] 児童生徒・保護者・担任教員を対象とした児童生徒のケータイ所持と使用実態に関する調査2009

    • 著者名/発表者名
      中山均, 高橋純
    • 学会等名
      北陸三県教育工学研究大会
    • 年月日
      20090000

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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