体験の記録と共有に着目した実践型学習モデルに関する研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18700661
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 教育工学
• 研究機関: 日本福祉大学
• 研究代表者: 佐藤 慎一 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 准教授 (10410763)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• キーワード: SNS / 情報可視化 / 高等教育 / 体験学習 / 協同学習

研究概要

学習の状況を記録・共有していくためのシステムとしてSNSを導入し、体験学習を継続的に実践した。さらに、SNSに蓄積された複数人による一定期間分の記録をまとめて閲覧する際の操作上の限界を考慮の上、これを克服するための閲覧システムを提案・開発した。こうして、体験学習時における活動時から事後の振り返りまでの一連の学習プロセスを支援するためのシステム環境を整備し、これらを活用した体験学習実践のためのモデルを示した。

研究成果

• [雑誌論文] SNSに蓄積された実践型学習の記録を閲覧するためのインタフェースの提案と評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎一、谷川智洋、廣瀬通孝
  • 雑誌名: ヒューマンインタフェース学会論文誌 Vol.10 ページ: 197-206
  • 査読あり
• [雑誌論文] A Case of Overseas Study Tour based on an International Collaborative Learning Model (2008)
  • 著者名/発表者名: Shin-ichi Sato, Makoto Kageto
  • 雑誌名: International Journal for Educational Media and Technology Vol.2 ページ: 79-88
  • 査読あり
• [雑誌論文] 実践型学習のための学習環境デザインとその評価 (2007)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎一、影戸誠
  • 雑誌名: コンピュータ&エデュケーション Vol.22 ページ: 88-93
  • 査読あり
• [学会発表] 国際交流プロジェクト運営におけるメディア活用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎一、影戸誠
  • 学会等名: 日本教育メディア学会
  • 発表場所: 愛知淑徳大学
  • 年月日: 2008-10-19
• [学会発表] 全学SNSとそのViewerを活用した体験学習の実践 (2008)
  • 学会等名: 日本教育工学会
  • 発表場所: 上越教育大学
  • 年月日: 2008-10-13
• [学会発表] 海外研修における活動プロセスの記録と共有の取り組み (2007)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎一、影戸誠
  • 学会等名: 日本教育工学会
  • 発表場所: 早稲田大学人間科学部
  • 年月日: 2007-09-23
• [学会発表] An Instructional Design for International Collaborative Learning Focusing on Communication (2007)
  • 著者名/発表者名: Makoto Kageto, Shin-ichi Sato
  • 学会等名: The Korean Society for Educational Technology International Conference
  • 発表場所: Ewha Womans University
  • 年月日: 2007-04-28
• [学会発表] CMSとSNSの情報の連携した学習支援システムの構築 (2006)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎一、大場和久 他7名
  • 学会等名: CMS研究会
  • 発表場所: 熊本大学
  • 年月日: 2006-12-16
• [学会発表] 体験の記録と共有を支援する学習プラットフォームの開発 (2006)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎一、影戸誠
  • 学会等名: 日本教育工学会
  • 発表場所: 関西大学総合情報学部
  • 年月日: 2006-11-03