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2008 年度 研究成果報告書

ドイツ近世の論理学、言語思想、知識論の思想史的解明と情報学的観点からみた諸問題

研究課題

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研究課題/領域番号 18720008
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関龍谷大学

研究代表者

藤本 忠  龍谷大学, 文学部, 講師 (40411277)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード西洋哲学 / 情報学的知識論
研究概要

ドイツ近世思想、特に18世紀の哲学思想に関しては、カントとドイツ観念論を中心とした思想史的な見方が強い。今回の研究は、そうした見方に対して、ランベルトの思想を通じて新たな視座を提供することが目的とされた。ランベルトはカントと同時代に生きたが、ランベルトの哲学には、ライプニッツの思想の重要な側面、すなわち概念結合術を展開し新しい真理を発見するという側面が含まれていることが明らかにされた。またランベルトの思想には、現代の論理思想、言語哲学のさきがけであるウィーン学派やクワインとの親近性があることについても新しい知見が得られた。さらに、情報学的観点からは、時間の概念が確率論的問題との関係から解明された。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 経路積分と時間表示の関係について-積分表示からみた量子物理的時間論-2009

    • 著者名/発表者名
      藤本忠
    • 雑誌名

      龍谷大学論集 第473号

      ページ: 48-61

  • [雑誌論文] ランベルトとカント-往復書簡にみる哲学観の差異2009

    • 著者名/発表者名
      藤本忠
    • 雑誌名

      龍谷哲学論集 第23号

      ページ: 1-30

  • [雑誌論文] 純粋理性の批判」について-カント哲学における批判と認識能力の構造-2008

    • 著者名/発表者名
      藤本忠
    • 雑誌名

      龍谷哲学論集 第22号

      ページ: 1-30

  • [雑誌論文] 超越論的反省の理論-カント哲学における超越論的論理学をめぐる一視角-2006

    • 著者名/発表者名
      藤本忠
    • 雑誌名

      龍谷大学論集 第468号

      ページ: 26-59

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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