研究課題
若手研究(B)
中世後期における朝廷および将軍家周辺の絵巻制作、特に絵所預土佐派が関与した作品の精査を行い、これらの様式や主題が中世前期成立の絵巻の再生としての側面を持つこと、そして室町将軍歴代が理想とする政権構想を反映したものであることが明確となった。また、応仁の乱後に活躍した土佐光信は、現地で取材を行ってリアルな景観を絵巻に表現しており、新たな近世的風景観の創出に大きな役割を果たしたことが指摘できる。
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