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2008 年度 研究成果報告書

東アジアの経典見返絵の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18720036
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 美学・美術史
研究機関筑紫女学園大学

研究代表者

緒方 知美  筑紫女学園大学, 文学部, 講師 (00263989)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード平安時代 / 経典見返絵 / 仏教説話画 / 絵巻 / 写経
研究概要

日本を中心とする東アジアの紺紙金字経典の実地調査を行い、同一作者集団により制作されたと判断できる作品群の確認、赤外線写真撮影による紙面の墨書・墨印の確認など、経典の制作環境解明の材料を得た。また東アジア作例との比較から平安時代の経典見返絵の様式的特徴を明確にした。すでに文献的考察により明らかにしていた「経師」らによる制作活動の状況を踏まえ、結論として、平安時代の経絵は、僧侶たちが作善の意識をもちつつ組織的に制作するなかで様式確立にいたり、鎌倉時代初めの経典説話絵巻制作の基盤を作った、一定の絵画的史領分を持つジャンルであると位置づけ得た。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 経絵の絵画史的位置づけ2009

    • 著者名/発表者名
      緒方知美
    • 学会等名
      美術史学会西支部例会
    • 発表場所
      九州大学
    • 年月日
      2009-01-24

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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