研究課題
若手研究(B)
3年間の研究で、本研究での一つの目的であった院政期の歌人源俊頼の自撰家集『散木奇歌集』の全訳注として春・夏・悲嘆部・雑部上に取り組むことができ、俊頼詠の特徴を考察する機会を持てた。また、俊頼歌論のテキストデータ化、抜書本の調査もおこなうことができた。もう一つの目的であった、後世における源俊頼享受の実態については、中心に扱った後鳥羽院における俊頼の位置づけについて論文にまとめることができ、また和歌作品以外での俊頼享受の実態を示す新資料二点を報告することができた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
東京大学国文学論集 第2号
ページ: 49-61
日本古典文学会々報別冊 日本古典文学会のあゆみ
ページ: 109-110
東京大学国文学論集 第1号
ページ: 17-32
国語と国文学 2008年度内に投稿、査読後掲載が決定しているが、掲載号は未定