研究課題
若手研究(B)
本研究において、中興期俳諧の主導的役割を担った蕪村と暁台・樗良の関係に焦点をあて、安永・天明期の京都伊勢という場(俳壇)を対象に調査を行った。「逸漁文庫俳諧資料」(天理図書館綿屋文庫蔵)や暁台新出資料の調査をもとに、「座の文芸」である俳諧において、お互いの俳壇がいかに影響しあったのか、それが作品に、どのように有機的に投影されたのかを解析した。俳壇的立場からみることにより、蕪村と暁台における共通志向に「からび」の理念があるという仮説をたてた。また、『風羅念仏』関連資料の調査を行うことで、安永・天明期に蕉風復興運動が推進された経緯の一端について明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
桜花学園大学人文学部紀要 10号
ページ: 172-180
蒼穹 88-89号
ページ: 26-33
蒼穹 88・89号
ページ: 26-31
蒼穹 81〜82号
ページ: (上)26-31(下)22-26
桜花学園大学人文学部紀要 9号
ページ: 1-12
蒼穹 83〜87号
ページ: (1)3-15,(2)26-33,(3)26-33,(4)26-31,(5)26-30
蒼穹 77号〜80号
ページ: (2)26-33(3),(4)26-31,(5)28-31
俳文学会『連歌俳諧研究』 111号
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