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2008 年度 研究成果報告書

蕪村・樗良・暁台を中心とする中興期京都・伊勢俳壇の総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18720052
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本文学
研究機関桜花学園大学

研究代表者

寺島 徹  桜花学園大学, 人文学部, 講師 (30410880)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード暁台 / 蕪村 / 樗良 / 中興期俳諧 / 蕉風復興運動
研究概要

本研究において、中興期俳諧の主導的役割を担った蕪村と暁台・樗良の関係に焦点をあて、安永・天明期の京都伊勢という場(俳壇)を対象に調査を行った。「逸漁文庫俳諧資料」(天理図書館綿屋文庫蔵)や暁台新出資料の調査をもとに、「座の文芸」である俳諧において、お互いの俳壇がいかに影響しあったのか、それが作品に、どのように有機的に投影されたのかを解析した。俳壇的立場からみることにより、蕪村と暁台における共通志向に「からび」の理念があるという仮説をたてた。また、『風羅念仏』関連資料の調査を行うことで、安永・天明期に蕉風復興運動が推進された経緯の一端について明らかにした。

  • 研究成果

    (10件)

すべて 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 江戸中期の俳諧句集における仮名遣いについて2008

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      桜花学園大学人文学部紀要 10号

      ページ: 172-180

  • [雑誌論文] [尾張俳人]武藤巴雀の連句評点について2008

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      蒼穹 88-89号

      ページ: 26-33

  • [雑誌論文] 三浦樗良の連句評点について(上)(下)2008

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      蒼穹 88・89号

      ページ: 26-31

  • [雑誌論文] 『化政期尾張俳人真蹟帖』(仮題)の紹介(上)・(下)2007

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      蒼穹 81〜82号

      ページ: (上)26-31(下)22-26

  • [雑誌論文] 暁台書簡の考察2007

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      桜花学園大学人文学部紀要 9号

      ページ: 1-12

  • [雑誌論文] 蓮阿坊白尼の連句評点について(1)〜(5)2007

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      蒼穹 83〜87号

      ページ: (1)3-15,(2)26-33,(3)26-33,(4)26-31,(5)26-30

  • [雑誌論文] [翻刻]暁台連句集『暮雨巷書留』(2)〜(5)2006

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      蒼穹 77号〜80号

      ページ: (2)26-33(3),(4)26-31,(5)28-31

  • [雑誌論文] 『暁台折手本』(仮題)の考察2006

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 雑誌名

      俳文学会『連歌俳諧研究』 111号

      ページ: 34-41

    • 査読あり
  • [学会発表] 蕉風復興運動と加藤暁台-蕪村との交流をめぐって-2008

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 学会等名
      平成20年度日本近世文学会秋季大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2008-09-28
  • [学会発表] 蕪村と暁台の交流-蕉風の「からび」を視座として-2008

    • 著者名/発表者名
      寺島徹
    • 学会等名
      東海近世文学会9月研究例会
    • 発表場所
      名古屋市熱田神宮文化殿
    • 年月日
      2008-07-12

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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