研究課題
若手研究(B)
本研究課題は、ヴァージニア・ウルフを中心とするイギリスのモダニズム文学を、帝国の縮小から福祉国家へ、という歴史の流れを参照し読み替えることをめざした。資料収集と研究が進捗するに従って、帝国縮小と統一的国民文化への志向が、想定していたよりも早い時期(1910年代)にさかのぼりうることが判明した。モダニズムを歴史化しつつ、また英国史そのものも再考に付すという意味で、当初目指していた成果は十分に達成されたと考えている。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (2件)
ヴァージニア・ウルフ研究 24号
ページ: 46-60
日本英文学会第78回大会Proceedings
ページ: 140-42