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2006 年度 実績報告書

「関東州」から「満洲国」までの中国側文化メディアにかんする通史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18720083
研究機関千葉大学

研究代表者

橋本 雄一  千葉大学, 言語教育センター, 准教授 (30305403)

キーワード植民地 / 「関東州」 / 中国近代史 / 大連 / 「満州国」 / 言語文化 / 近代メディア / 中国近代文学
研究概要

今まで収集してきた関係時期の雑誌の分析を進めた。とくにマイクロ・フィルムにかんしては、本科研費にて専用の読み取り機器と、植民地期の大連で発行された中国語新聞『泰東日報』(部分)を購入、研究室にて年代ごとに分析を進めている。
2006年9月には、長春の吉林大学図書館、大連市図書館などに赴き、1920年代から「満洲国」期の関連資料を探査した。
以上のような下地をへて、以下の具体的作業を開始した:
1)20年代「関東州」と周辺地域における中・日双方の活動についての対照年表の作成
2)関連資料目録のデータベース化
2007年3月には、台湾清華大学・台湾文学研究所にて、「文本中的流亡----在「滿洲國」寫作的中國作家的母語走向何方」(「テクスト内の漂流-「満洲国」において創作した中国人作家の母語はどこへ向かったか」)の講演を行い、参加者と討論した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] (書評)田中益三著『長く黄色い道-満洲・女性・戦後』2007

    • 著者名/発表者名
      橋本 雄一
    • 雑誌名

      社会文学 25号

      ページ: 147-150

  • [雑誌論文] 「松花江のほとり」のほうへ-音のシンタックスを旅する2006

    • 著者名/発表者名
      橋本 雄一
    • 雑誌名

      朱夏 21号

      ページ: 93-102

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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