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2006 年度 実績報告書

イラン口承文芸の現地調査資料に関する解析用データベースの作成と民俗学的応用研究

研究課題

研究課題/領域番号 18720085
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

竹原 新  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (20324874)

キーワード外国語(中・英・仏・独除く) / 外国文学(中・英・仏・独除く) / 民俗学 / 口承文芸 / フィールドワーク / 民話 / 伝説 / XML
研究概要

平成18年度は、イランの口承文芸に関するデータベースの作成、およびこれを用いた民俗学的分析について、下記に示した方法を中心に研究を行った。なお、データ入力や単純な作業については、ペルシア語の知識を有する研究補助者を活用した。
1.統語情報の付加:ペルシア語の単語単位でセグメント化された状態のXML形式の口承文芸資料について、GDA方式を応用する形で、依存関係、代名詞の照応先等の統語情報の付加を始めた。資料を分野毎に区切って計画的に進めた。本年度は102例について作業を行った。
2.意味属性情報の拡充:これまでに入力した意味属性を含む外部辞書ファイルを補足・拡充した。また、同外部辞書ファイルにおける統語情報を定義するデータの入力を行った。
3.イランにおける確認調査:1および2の作業で、ペルシア語資料について確認が必要な点が頻出したため、確認・補足のためのイランにおける資料収集を行った。
4.民俗学的分析:分析用の検索システムについて必要に応じた改良を行い、民俗学・民話学的観点からの分析、話者情報との複合分析などを視野に入れた試行的検索システムを作成した。実験的な段階ではあるが、統語情報を含む検索が可能となった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] イランの現代伝説についての考察2007

    • 著者名/発表者名
      竹原 新
    • 雑誌名

      イラン研究 第3号

      ページ: 120-130

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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