研究課題
若手研究(B)
日本中世禅林における文学研究の中で、中国文学作品がどのように伝来し、それらを禅僧がどのように消化し、自身の詩文作品に応用していったかについて体系的に論じたものは皆無である。本研究は、日本中世禅林における柳宗元受容について、Iいかなる書が五山版と刊行され、解釈されているのか、II禅僧はどのような柳文解釈をして抄物を製したのか、III禅僧はどのように柳宗元作品を自身の詩文集に詠出していたか、の三点に着目し、その基礎的事項を解明した。研究成果については、研究雑誌に随時掲載した。
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国語国文 第七十八巻第一号
ページ: 1-15
漢籍と日本人2 『アジア遊学』第116号
ページ: 70-79
愛媛大学教育学部紀要 第55巻
ページ: 215-224
中国古典文学研究 第5号
ページ: 66-83