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2008 年度 研究成果報告書

方言変容の「フィルター」として働く地域社会の構造と志向性

研究課題

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研究課題/領域番号 18720116
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語学
研究機関秋田大学

研究代表者

日高 水穂  秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (80292358)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード言語学 / 国語学
研究概要

地域社会の構造と志向性が「フィルター」となって、独自の方言変容を生じる現象について、各地の事例を収集し分析した。方言の体系変化に関与する「フィルター」の働きを明らかにし、さらに、現在地域社会で活発に行われる方言の活用が、方言変容にどのように関与するかという観点での考察を行った。

  • 研究成果

    (11件)

すべて 2009 2008 2007 2006 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (4件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 秋田における「県民性」言説の創出と再生産2009

    • 著者名/発表者名
      日高水穂・石沢真貴・近藤智彦
    • 雑誌名

      秋田大学教育文化学部紀要 人文科学・社会科学部門 第64 集

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 文法化理論から見る『方言文法全国地図』-「とりたて否定形」の地理的分布をめぐって-2007

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
    • 雑誌名

      日本語学:方言文法全国地図をめぐって 26 巻11 号

  • [雑誌論文] 文法化の地域差-「のこと」からコト・トコ類への文法化と地理的分布-2006

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
    • 雑誌名

      日本語学 25 巻9 号

  • [学会発表] 現代方言とフォークロリズム-秋田の事例から-2009

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
    • 学会等名
      日本言語学会(「危機言語」小委員会)主催公開シンポジウム「日本のなかの危機言語-アイヌ語、琉球語、本土方言-」
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2009-03-14
  • [学会発表] 敬語と授与動詞の運用に関わる現場性制約-日本語諸方言の対照研究の観点から-2008

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
    • 学会等名
      日本語文法学会第9 回大会「シンポジウム「ダイクシス」
    • 発表場所
      甲南大学
    • 年月日
      2008-10-18
  • [学会発表] 方言差を生じる言語変化の促進力と抑制力-方言差再生産のメカニズム-2007

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
    • 学会等名
      日本方言研究会第84 回研究発表会
    • 発表場所
      関西大学
    • 年月日
      2007-05-25
  • [図書] 「方言形成における「伝播」と「接触」」山口幸洋博士の古希をお祝いする会『方言研究の前衛 山口幸洋博士古希記念論文集』2008

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
    • 出版者
      桂書房
  • [図書] 沖縄フィールド・リサーチII2008

    • 著者名/発表者名
      島村恭則・日高水穂
    • 出版者
      秋田大学教育文化学部
  • [図書] 沖縄フィールド・リサーチI2007

    • 著者名/発表者名
      島村恭則・日高水穂
    • 出版者
      秋田大学教育文化学部
  • [図書] 「秋田方言の親族語彙の体系変化に見られる非対称性」『日本のフィールド言語学-新たな学の創造にむけた富山からの提言-』(真田信治監修/中井精一・ダニエル=ロング・松田謙次郎編)2006

    • 著者名/発表者名
      日高水穂
  • [備考] ホームページ「沖縄フィールド・リサーチ」

    • URL

      http://www.ipc.akita-u.ac.jp/~hidaka/web/okinawa/

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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