研究課題
若手研究(B)
本研究は、日本語能力に問題を抱えている聴覚障害者が、自分自身の日本語能力を客観的に把握し、学習に活かすことができるような日本語能力テストを開発すること、及び体系的な日本語指導法を考案することを最終的な目標としている。そのための基礎となる研究として、特に聴覚障害者の日本語能力の実態及び誤用の背景について、文理解実験や文法テストの実施、聴覚障害者の日本語個別指導、聴覚障害者を雇用する企業等の実態調査等、様々な観点から客観的に把握することを目指した。本研究により、聴覚障害者特有の文処理のプロセス及び誤用のメカニズムの一端が明らかになった。
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Journal of Japanese Linguistics 23
ページ: 35-45