研究概要 |
○辞書,シソーラス,日本語能力試験出題基準,語彙頻度調査などの各種語彙資料を収集 辞書:語義の多さ,同音異義語の多さなどの判断材料 シソーラス:類義語,関連語の多さなどの判断材料 日本語能力試験出題基準:日本語学習者のレベル別語彙知識・語彙量,語種・品詞のカバー率などの判断材料 語彙頻度調査資料:語彙ごとの接触頻度の判断材料 ○語彙資料を横断的に調べるために,語彙と資料のクロス集計表を作成 各種語彙資料の組み合わせから,以下のような観点の洗い出しを行った。 ・初級語彙だが,語義が多く,基本的な語義でしか使いにくい ・初級語彙ではないが,語義や用法が少なく,説明や文脈があればわかりやすい ・初級語彙ではないが,類義語が少なく,ほかの表現がしにくい ・初級語彙だが,接する機会が少なく,定着しにくい ・初級語彙だが,漢字表記での接触頻度が少なく,漢字表記では理解しにくい ・初級語彙だが,同音異義語が多く,聞き誤りやすい ○語彙に関する具体的な事例を継続的に収集
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