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2006 年度 実績報告書

学習者の日本語力・学習動機・個性・英語力が英語学習活動に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 18720156
研究機関福岡女学院大学短期大学部

研究代表者

長 加奈子  福岡女学院大学短期大学部, 講師 (70369833)

キーワード学習動機 / 英語教育 / 第二言語習得 / 学習者要因
研究概要

本研究の目的は,学習者が行う英語学習活動を様々な学習者要因から複合的に影響を受ける有機的なシステムと捉え,日本人英語学習者の英語学習活動に影響を与えている要因やその関係を分析することである。
調査1年目の研究計画は,大きく分けて次の2点である。第1点目は,第二言語学習者,特に日本語を母語とし英語を対象言語とする学習者の学習者要因に関する先行研究,および教育心理学等の関連諸分野における先行研究を文献調査を通じてまとめることである。第2点目は,次年度以降の本調査に向けて,学習者要因を調査するための尺度構築およびその検証である。
第1点目については,本研究で取り上げる各学習者要因について第二言語習得研究分野および教育学,教育心理学等の周辺分野における先行研究の文献調査を行い,各研究で用いられている調査資材,理論的背景を検証した。特に先行研究が豊富な動機づけ研究においては,文献調査の結果をまとめ,『福岡女学院大学教育フォーラム』に発表した。
第2点目においては,本研究で取り上げる学習動機,学習者の個性,英語力の3つについて,調査の為の尺度構築および予備調査を行った。学習動機については,市川(2001)および久保(1997),長他(2005)をもとに尺度構築を行った。個性については,複数の資材を検討し予備調査を行った結果,使用する資材を決定した。また学習者の英語力を測る資材については,オリジナルの資材を作成し,妥当性,信頼性を検証した。
これらの結果を踏まえ,次年度からは本調査に取り組む予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 第二言語習得と学習動機づけ研究2007

    • 著者名/発表者名
      長 加奈子
    • 雑誌名

      福岡女学院大学教育フォーラム 第9号

      ページ: 17-25

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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