• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 研究成果報告書

軍人皇帝時代におけるローマ帝国とパルミラ

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18720199
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関筑波大学

研究代表者

井上 文則  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (20400608)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワードローマ帝国 / パルミラ / 軍人皇帝時代
研究概要

本研究では、第一に軍人皇帝時代におけるパルミラの支配者であったオダエナトゥスの経歴を復元した。第二に、パルミラ帝国を倒した皇帝アウレリアヌス(在位270〜275年)がローマに導入した太陽神信仰とパルミラの太陽神信仰との間に深い関係があったことを指摘した。そして、第三にパルミラ史の根本史料の一つであるラテン語史書『ヒストリア・アウグスタ』に含まれるオダエナトゥスやゼノビア、ヘレンニアヌス、ティモラウスなどの当該時期のパルミラの支配者たちの伝記の翻訳及び訳注を行った。これらの作業を通して、軍人皇帝時代におけるローマ帝国とパルミラの関係についての知見を深めた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] パルミラの支配者オダエナトゥスの経歴2007

    • 著者名/発表者名
      井上文則
    • 雑誌名

      史林 第90巻5号

      ページ: 71-83

    • 査読あり
  • [学会発表] アウレリアヌス帝の太陽神崇拝について2009

    • 著者名/発表者名
      井上文則
    • 学会等名
      古代史研究会大会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2009-03-05
  • [学会発表] イリュリア人皇帝時代(268〜285年)のローマ帝国2007

    • 著者名/発表者名
      井上文則
    • 学会等名
      西洋史研究会大会
    • 発表場所
      青山学院大学
    • 年月日
      2007-11-24
  • [図書] ローマ皇帝群像32009

    • 著者名/発表者名
      アエリウス・スパルティアヌス他著、井上文則、桑山由文訳
    • 総ページ数
      355
    • 出版者
      京都大学学術出版会

URL: 

公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi