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2007 年度 実績報告書

GISによる時空間行動分析フレームワークの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18720231
研究機関首都大学東京

研究代表者

武田 祐子  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助教 (30343396)

キーワード地理情報システム / 地理情報標準 / 時間地理学 / 時空間行動分析
研究概要

平成19年度は,時空間行動移動記録データをGIS上でハンドリングするためのシステムとして,(1)東京都八王子市南大沢地区を事例に,最新のGISデジタルデータによるデータベースを構築した。これは,施設(ポイント)レベルで個人の移動軌跡を追跡できるミクロなスケールであり,詳細な地形サーフエス、空中写真画像をも取り込んだベースマップである。加えて,本システム上で集計された時空間行動軌跡より時空間における需要の推計を行うため,国勢調査H17年度小地域計のデータベースを整理した。(2)過去研究のレビューより,GISシステム上で個人の時空間行動を把握し,個人属性によるアクセシビリティ指標を計測するシステムの設計の仕様を検討した。また,時空間行動を対象としたGISによる行動分析(時空間近接性指標,時空間プリズム,時空間パス)をArcGIS上で実装する方法について,既存プログラムを使った評価を行った。(3)これらの時空間行動軌跡をGISに取り込んで管理し,活動と移動に関する時空間分析を行うためにユーザーがどのようなデータモデルを準備するべきかについて,地理情報標準に準拠したUMLを利用した空間データモデルを提案した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 海外就職の経験と日本人としてのアイデンティティ-シンガポールで働く現地採用日本人女性を対象に2008

    • 著者名/発表者名
      中澤 高志・由井 羲通・神谷 浩夫・木下 礼子・武田 祐子
    • 雑誌名

      地理学評論 81

      ページ: 95-120

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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