研究課題
若手研究(B)
本研究は、第五共和制のフランスにおけるパリの都市計画について、強化されていく規制と新規性をもたらす国家プロジェクトを時代ごとに分析し、都市景観が固定化されていく過程を示したものである。事例を通し、パリの都市計画は(1)1970年代後半に修復主体となり、(2)1990年代からは国家の影響力が低下し、(3)19世紀以来の衛生主義的な発想を残しながら、(4)歴史的に作られてきた表象に強く影響されていることが明らかになった。
すべて 2009 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) 図書 (3件)
都市地理学 no.2
ページ: 33-45