研究概要 |
昨年度の成果をふまえ,対象メーカーの社内技報,理工系学術誌,特許情報などを用いて,メーカー名から検索して製品分野別・科学技術分野別にメーカー所属の研究者や技術者の研究開発活動を氏名・共同研究者名・所属・製品分野/科学技術分野をデータベース化した.社内技報や学術誌などでは研究者や技術者の所属先が記載されているケースが多く,研究所・開発センター等の立地データと合わせることが可能となった.そのため,立地データの集計を通じて研究者や技術者の地理的分布や研究開発活動の「地図」を今後検討することを課題とした.また,産業技術のイノベーションと立地変動との関係を明らかにするために,今年度はナノテク・材料分野・半導体・電子部品分野の研究開発動向を技術進歩の観点から資料分析を行い,その成果を学術論文3編,口頭発表3件として公表した.
|