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2008 年度 研究成果報告書

ナイジェリア・イボ人移民による擬制的王制の創造に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18720237
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関東洋大学 (2007-2008)
東北大学 (2006)

研究代表者

松本 尚之  東洋大学, 国際地域学部, 助教 (80361054)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード文化人類学 / 民族学 / 移民研究 / 都市研究 / ナイジェリア
研究概要

本研究では、ナイジェリアの都市部においてイボ人移民が創設した擬制的王制の調査を行った。1980年代から始まる擬制的王制創造の動きを追うとともに、同制度に関する様々な言説を収集した。それによって擬制的王制の創造が、アフリカに広がった「首長位の復活」と呼ばれる現象の一端であることが明らかとなった。さらに、様々な批判のなか同制度が国内外のイボ人移民社会のあいだで拡大していく背景に、移民たちと故郷の関係の変化があることが判った。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] アフリカ都市部における移民と王制-ポスト植民地時代のアフリカにおける伝統的権威者の象徴的価値2009

    • 著者名/発表者名
      松本尚之
    • 雑誌名

      地域研究 9(1)

      ページ: 131-146

  • [学会発表] ナイジェリアにおける都市移民と王制-イボ人移民による王制を媒介とした<つながり>の構築2008

    • 著者名/発表者名
      松本尚之
    • 学会等名
      連帯(つながり)の文化人類学-社会関係の持続と変容
    • 発表場所
      東北大学
    • 年月日
      2008-11-29
  • [学会発表] ナイジェリア近現代史のなかの首長たち-多民族共生社会における国家政策と伝統的権威2007

    • 著者名/発表者名
      松本尚之
    • 学会等名
      大阪大学世界言語研究センター・プロジェクト(民族紛争の背景に関する地政学的研究)アフリカ研究会
    • 発表場所
      大阪府豊中市千里ライフサイエンスセンター
    • 年月日
      2007-11-03
  • [学会発表] ナイジェリアの王を生み出す人々-ポスト植民地時代の「首長位の復活」と非集権制社会2007

    • 著者名/発表者名
      松本尚之
    • 学会等名
      白山人類学研究会
    • 発表場所
      東洋大学白山キャンパス
    • 年月日
      2007-10-22
  • [図書] 国際共生社会学2008

    • 著者名/発表者名
      北脇秀敏・高橋一男・松本尚之他8名(3番目)
    • 総ページ数
      37-52
    • 出版者
      東洋大学国際共生社会研究センター編
  • [図書] アフリカの王を生み出す人々-ポスト植民地時代の「首長位の復活」と非集権制社会2008

    • 著者名/発表者名
      松本尚之
    • 総ページ数
      324
    • 出版者
      明石書店

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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