研究課題
若手研究(B)
本研究の根本的な問題関心は,社会に於いて知識は如何に生成し,流通するか,そしてそうした知識は文化・社会人類学という知識の体系と如何なる関係にあるのか,である.この問いを,ロシア・ソヴィエト民族学とブリヤート民族誌を縦軸に,ソヴィエト連邦とポスト社会主義時代のロシアの政治社会を横軸とする,政治体制の変容と社会的知識との関係性という問題構成に統制し,本研究では,両者の関係が従来の想像以上に複雑であること,社会的知識の可塑性が見られることを明らかにした.
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ポスト社会主義人類学の射程(高倉浩樹・佐々木史郎) 第78号(国立民族学博物館調査報告)
ページ: 65-109
季刊民族学 124
ページ: 36-40
ことばと社会(三元社) 第10号
ページ: 68-93