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2008 年度 研究成果報告書

社会的知識としての人類学:ロシア民族学・ロシア社会学・社会人類学の綜合化の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 18720239
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関東京大学

研究代表者

渡邊 日日  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 講師 (60345064)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード知識 / ロシア民族学 / ロシア社会学 / 社会人類学 / ブリヤート民族誌 / ソヴィエト連邦
研究概要

本研究の根本的な問題関心は,社会に於いて知識は如何に生成し,流通するか,そしてそうした知識は文化・社会人類学という知識の体系と如何なる関係にあるのか,である.この問いを,ロシア・ソヴィエト民族学とブリヤート民族誌を縦軸に,ソヴィエト連邦とポスト社会主義時代のロシアの政治社会を横軸とする,政治体制の変容と社会的知識との関係性という問題構成に統制し,本研究では,両者の関係が従来の想像以上に複雑であること,社会的知識の可塑性が見られることを明らかにした.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ロシア民族学に於けるエトノス理論の攻防:ソヴィエト科学誌の為に2008

    • 著者名/発表者名
      渡邊日日
    • 雑誌名

      ポスト社会主義人類学の射程(高倉浩樹・佐々木史郎) 第78号(国立民族学博物館調査報告)

      ページ: 65-109

  • [雑誌論文] ブリヤート:宗教『復興』と青年政策2008

    • 著者名/発表者名
      渡邊日日
    • 雑誌名

      季刊民族学 124

      ページ: 36-40

  • [雑誌論文] マルチリンガリズム論と如何に向かい合うか:『言語』人類学の説明の様式と論理に関する幾つかの省察2007

    • 著者名/発表者名
      渡邊日日
    • 雑誌名

      ことばと社会(三元社) 第10号

      ページ: 68-93

    • 査読あり
  • [学会発表] 公共性を問うとは如何なることなのか:『ポスト社会主義』期南シベリアに於ける地方行政と社会運動について2008

    • 著者名/発表者名
      渡邊日日
    • 学会等名
      日本文化人類学会研究大会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2008-05-31

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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